中国へは現金持込みより海外送金のほうがトクという事実
現金持込より海外送金がトク?!早く教えてくださいよ(涙)
これも検証の結果、判明した
ショックな事実。
もうすでに何回、現金で持ってきて
中国で両替したことか・・・(涙)。
だって、そうじゃないですか、
現金で中国に持ち込んで
中国の銀行の窓口で人民元に両替する。
そりゃぁ、一番原始的な方法ですが、
海外送金みたいに、たくさんの人の手を
煩わせてないですし、自分自身で手間をかけて持っていくので、
そのぶん手数料が節約できてるんじゃないか、と思うじゃないですか!(←勝手な想像)
そもそも、こういうことすら、知らなかったですし。
- 現金を銀行に持ち込んだときの人民元への両替手数料と、
日本から中国へ送金したときの人民元への両替手数料とでは、かなり違う - 現金と送金をくらべると、現金の両替手数料のほうが高い
- 両替手数料は、銀行によって違う
- 円⇔米ドルの両替手数料と、円⇔人民元の両替手数料が違う
- 銀行での外貨両替よりも、格段に安く両替する方法がある
1を、少し詳しく見てみましょう。
10万円の現金の円を、人民元に両替したときは手数料が2.5%なので、2500円。
10万円の送金して届いたの円を、人民元に両替したときは手数料は0.4%なので、400円。
この差、100万円だと笑えなくなりますよね。
(この手数料の値は、少なくとも09年1月~10月までは変わっていません。@中国銀行)
これだけ見ても、現金を持込んで両替することは
バカげていることが一目瞭然ですね。
だから、すぐに使うお金以外は、海外送金したほうがいいんです。
中国での銀行口座が必要ですが、中国では、09年10月現在、
本人がいれば、あとはパスポートだけで口座開設可能です。
また、別ページで紹介する方法を準備してから中国へ渡れば、
中国にいながらにして、ネットだけで日本のお金を海外送金し、
中国で受け取ることが可能です。
海外送金にはコツがあるんです。
そのコツについては、次のページで
詳しく解説していくことにします。
2009年10月14日 コメント&トラックバック(3) | トラックバックURL |
カテゴリ: 海外送金全般
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コメント
初めまして。
教えてください!!
1.現金を銀行に持ち込んだときの人民元への両替手数料と、
日本から中国へ送金したときの人民元への両替手数料とでは、かなり違う
ということは…
中国銀行に口座をもっています。
日本の銀行から、中国銀行に送金して円建ての預金があり、
それを両替してくれと窓口で言えばいいということですか?
送金手数料が無料であれば、現金(日本円)を人民元に両替するより得ってことですよね?
さとうさん、こんばんは。
管理人の、のむてつです。
はい。書かれた、そのとおりで、
日本の銀行から、中国銀行に送金た円を、窓口に行って両替してもらえばOKです。
> 送金手数料が無料であれば、現金(日本円)を人民元に両替するより得ってことですよね?
↑「送金手数料が無料であれば」というのは正確ではないです。
現金で円を持ち込んだときの両替レート(Cash Buying Rate)と、
海外送金で送った円の両替レート(Buying Rate=TTB)が全然違うんですよ。
最近の円元レートで見ると、Cash Buying が3.48%で、Buying Rateが0.4%なので、
約3%も現金持込み両替のほうが損なんです。
参考:BOC EXCHANGE RATE(new)
http://www.boc.cn/sourcedb/whpj/enindex.html
100万円で考えると、明らかに送金のほうが得で、
現金両替だと3万4800円も両替手数料で取られるのが、
送金の両替だと4000円で済みます。
でも10万円だと、3480円と400円で、約3000円の差ですので、
送金手数料を考えると、現金持込みのほうが得になります。
実際は、シティバンクからドル建て送金や、三井住友かUFJからの円建て送金以外は
中継銀行手数料を取られることが多いので、
20~30万円くらいが判断の分かれ目になると思います。
あ、あと、書き忘れましたが、
30万円くらいまでなら、現地ATMで直接引き出せる国際キャッシュカードや
クレジットカードが手数料を考えてもお得です。
参考:国際キャッシュカード徹底比較(インターナショナルカード)
お礼が遅くなりました。
詳しい説明、ありがとうございました。
日本で使用している銀行が、月に1度は海外送金手数料無料なので…
単純に送金手数料がない分得だと思ってました。
が、毎回100万も送金するわけではないですもんね。
手数料ってホントにバカにならないなぁと思う今日この頃です。
大変参考になりました。
どうもありがとうございました♪